磁気(じき)
磁気(じき)
磁力の根源と考えられるもの。
磁石どうし、または磁石と電流との相互作用に関する現象のこと。
磁束密度
(じそくみつど)
磁束密度(じそくみつど)
単位面積あたりの磁力線の数のこと。
磁力線の数が多いほど、磁束密度が高くなる。
全磁束量
(ぜんじそくりょう)
全磁束量(ぜんじそくりょう)
磁石が発生している磁力線の総数。
磁束密度が大きいほど、また磁石の磁極の面積が大きいほど全磁束量の値は大きくなる。
フェライト磁石
フェライト磁石
酸化鉄を主原料にして、バリウムやストロンチウムなどを微量加えて焼き固めて作る化合物をフェライトという。ソフト・フェライトとハード・フェライトの2つのグループに分けられる。ハード・フェライトは電磁石によって着磁することで永久磁石となり、比較的強い磁性を持っている。ピップエレキバンやスピーカーなどに用いられている。ソフト・フェライトは、コイルや変圧器などに使用されている。
希土類永久磁石
希土類永久磁石
希土類磁石は、希土類元素(アクチニウムを除く第3族元素やランタノイド)を用いて作られる永久磁石のこと。レアアース磁石ともいう。希土類磁石の大きな特徴は、残留磁束密度と保持力がとても大きいことである。MRIやヘッドホン、マグネループEXなどに用いられている。
テスラ
テスラ
磁束密度の単位。
その名称は電気工学者ニコラ・テスラにちなむ。
ミリテスラ
ミリテスラ
磁束密度の単位。
1ミリテスラは、1テスラの1000分の1の磁力。
ガウス
ガウス
磁束密度の単位。その名称は、ドイツの数学者・物理学者であるカール・フリードリヒ・ガウスにちなむ。
10ガウス=1ミリテスラであるが、現在一般的には使われていない。