ピップの磁気研究

磁気のことならおまかせ!

磁気のチカラで血行を科学します。

Interview.01

総合研究所は、どういった研究を行っているのでしょうか?

40年に渡り磁気生体作用研究の歴史を引継ぎ、ヒト臨床研究・動物研究に加え、2015年度より、磁気生体作用機序解明に向け、培養細胞を用いた分子生物学的研究(新研究)を行っています。

Interview.02

具体的にどのような研究をしているのでしょうか?

ヒト臨床研究は、肩こりを感じている方に磁気治療器を使用していただき、磁気治療による肩こり症状の改善にともなって人体にもたらされる変化を様々な研究機器を用いて測定することで、「肩こりとは何か」、「磁気生体作用はどのような形で人体に現れるのか」といった疑問に対する答えを求めて研究を行っております。
動物を対象とした研究は、動物に磁気を当て、動物に起こる変化を様々な手段で解析することで、新しい磁気生体作用の探求や、磁気生体作用の生理学的・組織学的性質の解明に向けて取り組んでおります。2015年より新しく開始した作用機序解明に関する研究では、上記2研究よりさらに微細なレベルであるたんぱく質・遺伝子といった、生物を形作る根源的な分子に注目し、磁気生体作用の本質を分子レベルで明らかにするべく、培養細胞を対象に研究を行っております。

Interview.03

磁気はどのように効くのでしょうか?メカニズムを教えてください。

磁気は、血行を改善してコリをほぐします。血行が改善するとその部位の体温も上昇して代謝も改善、老廃物も血流によってとり除かれ、こわばった筋肉や関節も柔軟性をとりもどし、痛みも改善します。それではなぜ、磁気で血行が改善するのでしょうか?巷でしばしば言われるのは、「血液の中に鉄の成分があるから、それが磁石に引き寄せられるのではないか」という説なのですが、磁石による磁場と血球との間で生じる力を精密に計算した結果、この説は成り立たないと考えられます。

磁気の血行改善作用のメカニズムに関する仮説としてアセチルコリン説やNO(一酸化窒素)説などがあります。しかし、どちらの仮説もまだ十分に証明されたとは言えず、メカニズムの詳細も解明されていません。
現時点で言える事は、長期に渡って積み上げた多数の臨床データに基づき、磁気によるコリ・血行の改善が認められている事です。

Interview.04

磁気にはコリをほぐす以外にも作用がありますか?

磁気が生体に及ぼす作用の研究は国内外で多数行われています。その中で、比較的多くの報告例があるのが、磁気の骨密度維持効果です。また、磁気の神経系に及ぼす効果も良く知られていて、うつ病の治療や、アルツハイマー認知症の患者に対して磁気を用いた治療を行っているクリニックもあるようです。さらに、報告数はそう多くはありませんが、傷が治る期間が有意に短くなったり、鎮痛効果があるとの研究結果も報告されています。
また、磁気は動物だけではなく植物にも効果を及ぼし、野菜にエレキバンを貼って育てるとよく育ったり、その部分だけ熟しすぎてしまったりといった実験結果もあります。この場合、磁気が野菜を形作る細胞に何らかの影響を与えたと考えられます。こうした様々な分野の研究も併せて進めていくことで、広い視野から磁場の生体作用の本質に迫れる可能性があると考え、幅広く研究を行っております。

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